JR海浜幕張駅高架下喫煙所　実証事業結果（平均散乱ごみ数）について読み解いていきます

JR海浜幕張駅高架下喫煙所とは？

　たばこ会社より支援を受けて駅周辺のポイ捨てをなくすために喫煙所を設置しています。

実証事業の結果によっては、他の駅にも喫煙所を設置する計画があります。

詳しくは過去の記事で

実証事業結果が公表されました。

　千葉市のホームページにお知らせもなくそっと公表結果が掲載されていました。

千葉市ＨＰ：路上喫煙及びポイ捨て防止

実証事業結果

調査項目は？

（１）平均過料件数

（２）平均散乱ごみ数←今回はこの項目

（３）路上喫煙率

（４）浮遊粉塵濃度

（５）市民からの意見

（６）過料対象者アンケート

（７）喫煙所利用者数

平均散乱ごみ数の結果について読み解いていきます。

（１）数値結果を見てみましょう

　単位が[個／回]となっています。1回とは何を示しているのかわかりませんでした。

　また個というのはたばこ以外も含まれるのでしょうか。

　数値自体は半分程度にはなっているのですが、どのような条件で行った結果、半分以下になったのかがわかりません。

（２）効果があったのか

　すみません。私には効果があったのか判定すらできませんでした。

千葉市へのお願い

　実証事業をするならどのような事を行っているのか明確にしてほしいです。この結果では喫煙所設置において反対意見があったとしても、効果があったと納得できる説明が難しくなります。

　嫌な考え方になりますが、喫煙所設置前は２人で１日１時間かけてごみ拾いをしていたのに、設置後は１人で１日１時間かけてごみ拾いをしても、同様な結果が出てしまいます。今回の結果はそのような危険性があります。まずは、実証事業のやり方そのものを見直してはいかがでしょうか？

千葉市受動喫煙