JR海浜幕張駅高架下喫煙所　実証実験結果（過料対象者アンケート）について読み解いていきます

JR海浜幕張駅高架下喫煙所とは？

　たばこ会社より支援を受けて駅周辺のポイ捨てをなくすために喫煙所を設置しています。

実証実験の結果によっては、他の駅にも喫煙所を設置する計画があります。

詳しくは過去の記事で

実証実験結果が公表されました。

　千葉市のホームページにお知らせもなくそっと公表結果が掲載されていました。

千葉市ＨＰ：路上喫煙及びポイ捨て防止

実証実験結果

調査項目は？

（１）平均過料件数

（２）平均散乱ごみ数

（３）路上喫煙率

（４）浮遊粉塵濃度

（５）市民からの意見

（６）過料対象者アンケート←今回はこの項目

（７）喫煙所利用者数

過料対象者アンケートの結果について読み解いていきます。

（１）数値結果を見てみましょう

　過料対象者28人中27人が回答。回答者のうち、喫煙所の存在を知らなかった人が約８割。そのうち、「喫煙所の存在を知っていれば喫煙所を利用した」旨を回答した人の割合が約７割。喫煙所の存在を知らず路上喫煙をしてしまった人が多い。との見解。

（２）路上喫煙していた言い訳にしか聞こえない

　喫煙所を本当に知っていたかどうかの判断はできないのではないでしょうか。知らなかったから自分は悪くないと言い訳をしているようにしか聞こえません。

（３）繰り返しますがこのアンケートいつやったのか？

　データの計測方法が書いていません。喫煙所設置直後なのか６ヶ月近くたってからのアンケートなのか記載がありません。仮に６ヶ月たってからこの調子であれば、喫煙所を設置してもあまり意味がないような気がします。

過料対象者アンケートの結果に意味はあったのか？

　仮に６ヶ月たってこの数値であるのであれば、この先も同じ結果に終わるのではないでしょうか。ある意味では喫煙所はあまり効果がなかったとも受け取ることができます。

千葉市受動喫煙