千葉市受動喫煙

千葉市内の公共施設や商店などの受動喫煙関連について調べてみた 

JR海浜幕張駅高架下喫煙所  実証実験結果(路上喫煙率)について読み解いていきます

JR海浜幕張駅高架下喫煙所とは?

 たばこ会社より支援を受けて駅周辺のポイ捨てをなくすために喫煙所を設置しています。

実証実験の結果によっては、他の駅にも喫煙所を設置する計画があります。

詳しくは過去の記事で

 

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実証実験結果が公表されました。

 千葉市のホームページにお知らせもなくそっと公表結果が掲載されていました。

 

千葉市HP:路上喫煙及びポイ捨て防止

https://www.city.chiba.jp/kankyo/junkan/haikibutsu/rojoukituenpoisue-boushi.html

実証実験結果

https://www.city.chiba.jp/kankyo/junkan/haikibutsu/documents/koukakensyo6month.pdf

 

調査項目は?

(1)平均過料件数

(2)平均散乱ごみ数

(3)路上喫煙率←今回はこの項目

(4)浮遊粉塵濃度

(5)市民からの意見

(6)過料対象者アンケート

(7)喫煙所利用者数

 

 路上喫煙率の結果について読み解いていきます。

(1)路上喫煙率とは

 おそらくは千葉市HP:路上喫煙及びポイ捨て防止に記載がある喫煙率の推移の注釈文が該当するかと思われます。

喫煙率とは1時間の通行者に占める喫煙者の割合です。

調査は週1回、取締り地区内における定点で午前7時~8時または午後5時~6時に実施しています。

(2)数値結果を見てみましょう

 喫煙所設置前は0.0007パーセント、喫煙所設置後6ヶ月は0.0004パーセントと42.9パーセントの減少につながっています。

(3)効果があったのか

 数字だけを見るとだいぶ減っている感じはあります。42.9パーセント減もかなり効果があるように見えますが、0.0007パーセントから0.0004パーセントへの変化は正直なところ誤差の範疇ではないでしょうか?ハッキリとした効果があったというには少し弱い気がします。

 

路上喫煙率の結果に意味はあったのか?

 今回のデータについてですが、喫煙所を設置した影響で、今回の結果が出たとは少し言いにくいと考えます。平均過料件数と同様ですが、加熱式たばこは計測はしていないので、紙たばこから加熱式たばこへの喫煙者の移行が結果に現れているのではないかと感じました。