千葉市受動喫煙

千葉市内の公共施設や商店などの受動喫煙関連について調べてみた 

たばこ会社の設置した喫煙所の運営費を千葉市が負担する恐れがあるようです。

これまでの経緯

 千葉市のJR海浜幕張駅前にはたばこ会社のお金で設置した喫煙所があり、たばこのポイ捨て防止を目的とした2年間の実証事業を行ってきました。その後、2年の実証事業も終了し、特に目立った成果もないまま、事業は成功とされ、他の駅にも喫煙所の設置を進めようとする計画がのこりました。ところが、千葉市議会にて駅前の喫煙所の設置推進については見直しを求める声がきかれたものの、その後はどのようになっているのかもわかりません。

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現在の喫煙所については

 喫煙所内は多くの人が狭い空間でマスクを外し、汚い手で喫煙を行う、咳をする、ツバを吐くなどしてコロナウイルス感染リスクが高いとして一時的に閉鎖が行われています。千葉市においても緊急事態宣言あるいは蔓延防止措置などが行われているときは流石に喫煙所の開設には至らなかったようです。

 

たばこ会社の設置した喫煙所の維持管理費は誰が支払っているの?

 コロナウイルス感染リスクの高い喫煙所は撤去されていませんが、こちらの喫煙所の維持管理費は誰が負担をしているのかの手かがりが船橋市議会の議事録に記載がありました。

 

船橋市議会

令和 3年第1回定例会-03月02日-06号

[鈴木いくお議員登壇]

◆鈴木いくお 議員  指定喫煙所設置実証実験の候補地は、JR船橋駅北口前広場内、面積が約26平方メートルという通気孔──地下駐車場の脇ですし、主な歩行者の方が利用することも少ないですので、適当な場所と考えます。指定喫煙所設置による影響調査実証実験案では、期間がおおむね2年間となってます。2年間は長いのではないでしょうか。2年間とした根拠についてお伺いいたします。経費については、イニシャルコスト及び実証実験期間のランニングコストJT負担としております。私は実証実験が終了した後のことが気がかりです。葉市では、実証実験終了後の維持管理は、市の税金で賄うと伺っております。知り合いの喫煙者からは、喫煙所を有料とし、その利用料で賄えばよいとの意見もあります。その案も1つの選択肢であると思います。また、灰皿の設置はするべきではないという考えもあります。喫煙者のお一人お一人が携帯灰皿を使用し、吸い殻を持ち帰っていただければ、基本的に喫煙による吸い殻ごみは生じませんので、簡易な清掃で済みます。携帯灰皿の使用が習慣になれば、市内はもちろんのこと、ほかの地域に行っても路上ポイ捨ては減少します。この点からも、携帯灰皿の使用を原則とすべきと考えますが、市のご見解をお伺いします。

船橋市議会議員の方の勘違いの可能性もありますが、たばこ会社の設置した喫煙所の維持管理費は千葉市の税金で賄われる予定だそうです。



仮に事実だと知れば、維持管理費については清掃やメインテナンス等が考えられますが、その他にもファンなども老朽化すれば交換も必要も出てきますし、電気代も必要となります。また、その他にもたばこ会社の製品でアロマを散布しているとも言われていますので、たばこ会社からはこちらの消耗品代も購入しなければなりません。

 

駅前の喫煙所設置については受動喫煙の被害が拡大する恐れがありますので賛同はできません。また、千葉市の税金がたばこ会社の販売促進や利益になることは避けてほしいとも考えています。

 

この先どうなるかはわかりませんが、事実関係は調べていきたいと思います。