千葉市議会議事録にて喫煙に関する内容を調べたところ、令和５年決算審査特別委員会環境経済分科会（本文 2023-09-21）において、自由民主党千葉市議会議員団である宇留間又衛門先生より喫煙に関する発言がありましたのでご紹介いたします。
どのような発言であったか。
蘇我駅近辺のポイ捨てを問題としており、喫煙者は「おり」（檻？）を作って、その中にいれてたばこを吸わせれば良いとのことです。
これに対して廃棄物対策課長からは、流石に「おり」との表現はまずいとおもったのか、「箱」と言い換え、蘇我駅の喫煙所については、「JR蘇我駅西口喫煙所設置を見直すよう求める決議」として公明党、自由民主党より意見書が提出されており、原案が可決されていることを説明がありました。
しかし、宇留間又衛門先生からは「そのときはそのときです。また変われば、また変わるんですよ。」との発言がありました。
人権に対する感覚に問題はないか
多くの方が利用する駅付近で路上喫煙を行い、ポイ捨てをすること自体は非常に迷惑な行為ですが、たばこを吸う人をおりに入れて、そこで吸わせるという感覚は議員として正常な発言なのか疑問が残ります。
議会を軽視していないか
「JR蘇我駅西口喫煙所設置を見直すよう求める決議」として公明党、自由民主党から提案されており、宇留間又衛門先生も自由民主党の議員団として活躍をされていたかと思います。この決議に対して、「そのときはそのときです。また変われば、また変わるんですよ。」とお気持ちを表明されています。ただ、議論をして決議をしていることをそんなに簡単なお気持ちで否定をされても良いものでしょうか。もし、この決議に誤りがあるのであれば、しっかりとした意見を表明することが必要なのではないでしょうか。
以下は、議事録の抜粋となります。
403 : ◯委員（宇留間又衛門君）
◯委員（宇留間又衛門君） いつも聞くんだけれども、37歳の方は、子供のときにかかったのか。だって、公害患者なんて、とっくに廃止しているわけだから、37歳の方は、多分、子供からかかって、そのままずっときてしまった。九十何歳の人は分かりますよ。九十何歳は、その当時にはあったから。そういうところも早くなくなるように、ひとつ協力してもらえればと思います。
それから、路上喫煙です。これは、いつも私と蛭田委員が蘇我駅を見ていますけれども、すごいです。これは、やはり幾ら拾っても切りがないから、たばこを吸う人は、ちゃんとおりか何かを造って、その中に確保して、そこで吸わせればいいと思うんですよ。みんな、やたらぽんぽん捨てて、幾らやっても落ち着かないと私は思っているんだけれども、これはどう思っていますか。
404 : ◯主査（伊藤隆広君）
◯主査（伊藤隆広君） 廃棄物対策課長。
405 : ◯廃棄物対策課長
◯廃棄物対策課長 廃棄物対策課でございます。
路上喫煙とか、あるいはポイ捨てにつきましては、巡視員８名を雇用しまして、２人１チームで駅前等を巡視しているところでございます。禁止区域におきましては2,000円の過料を科して徴収しているところでございます。
箱とおっしゃいましたけれども、喫煙所ということかと思いますけれども、以前、蘇我駅前での喫煙所について、議会のほうから建設をしないというような決議をいただいたこともありまして、そういったことも含めまして、喫煙所の設置については慎重に、いろいろな角度から検討してまいりたいと思います。
以上でございます。
407 : ◯委員（宇留間又衛門君）
◯委員（宇留間又衛門君） そのときはそのときです。また変われば、また変わるんですよ。やはりたばこを吸う人も権利があるんだから。今、巡視員がいると言うけれども、たばこを吸っている人は５時頃から吸っているんですよ。巡視員が来るのが大体８時前、７時半前後に来ますけれども、みんな、たばこを吸い終わってしまっているんですよ。向こうのほうへ回っていますから、言っても無理です。私たちは見ていますけれども、そういうことで、たばこを吸う人も、ある程度はやはり見てあげないといけないと私は思いますので、路上喫煙はそれで終わります。
それから、じんかい収集運搬について、事業所が何か今度、キャッシュレスをやったそうですが、その導入の進捗状況を教えてください。
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