追加記事 2022/11/5
イオンモール幕張新都心店ではコロナウイルス感染防止対策として喫煙所を閉鎖していましたが、屋外の喫煙所を開設してしまったようです。
前回記事
屋外喫煙所の位置について
ホームページには下記の記載がありました。
新型コロナウイルス感染対策として、
館内の喫煙室につきましては
当面の間、休止を継続させていただきます。
喫煙の際は屋外喫煙所(MAP内★マーク)をご利用ください。
お客さまにはご不便をおかけいたしますが、
何卒ご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。
2022/01/01 掲載
makuharishintoshin-aeonmall.com
(注意)フロアマップに掲載されていない喫煙所があります。
今回、開設された屋外喫煙所は既設の箇所だけでなく、フロアガイドに掲載されていない喫煙所がありました。
場所はファミリーモールエリアの建屋と屋外駐車場の間に設置をしており、駐車場を利用して、ファミリーモールを利用すると確実に受動喫煙の被害が発生します。
※赤丸部分がフロアマップに記載されていない喫煙所となります。
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イオンモール幕張新都心の責任者は受動喫煙にもっと関心を!
イオンモール幕張新都心では、こどもが利用するトイレやこどもの遊び場付近に喫煙所を設置するなど、通常では考えられないような場所に喫煙所を設置しています。
日本でも最も大きいショッピングモールなので、様々な人が利用することを前提に施設が作られるべきなのに、児童向けの施設にあえて喫煙所を設置し、受動喫煙の被害を防がない態度は、企業としての責任感が欠如しています。
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受動喫煙の被害から守るべきは社員だけで良いのか?
イオンは次のようなリリースを出しています。
従業員と家族の健康をサポートし、地域社会の健康とハピネスを実現
国内115社全事業所が就業時間内禁煙・敷地内禁煙を開始
イオンは、本年3月までに、イオンの国内115社全事業所にて、グループ従業員約45万
人を対象に「就業時間内禁煙」「敷地内禁煙」を開始いたします。
しかしながら、イオンモール幕張新都心店においては、児童が利用する施設前に喫煙所したり、フロアマップに表示していない屋外喫煙所を作るなど、お客様への健康に対する配慮が全くありません。
イオンモール前の「幕張豊砂駅」に公衆喫煙所が設置されないか注意が必要です。
京葉線の新習志野-海浜幕張間で、新駅「幕張豊砂駅」が2023年春開業予定です。万が一、JR海浜幕張駅前のように公衆喫煙所が設置されてしまっては受動喫煙の被害を回避することができなくなります。
ただ、新駅建設の費用負担割合はイオンモールが2分の1、千葉市、県、JR東が各6分の1を負担しており、イオンはその設計に当たっては意見を述べ、反映をさせることができます。また、 JR蘇我駅のように設置については、千葉市議会にてJR蘇我駅西口喫煙所設置を見直すよう求める決議が可決されています。
イオンと千葉市で半分以上の費用を負担しているため、両者で駅前の公衆喫煙所の回避の実現に向けて努力することが求められます。
イオンは社会的責任を果たすべきです。
現状の受動喫煙に関する関心の度合いから見れば、入口付近に喫煙所を作る、児童が使用する施設前に喫煙所を作るなど、あまりにもお粗末な対応をしております。
社員だけを受動喫煙の被害から守るのではなく、店舗の利用者や地域、社会を受動喫煙の被害から守るべく行動を行い、社会的責任を果たす必要があります。
今回のイオンモール幕張新都心店の対応は、会社の本社の指示によるものなのか、それとも店舗責任者によるものかはわかりませんが、社会全体の中のイオンのあり方を考えられる人が責任者になっていただきたいです。