JR船橋駅北口出入り口付近に喫煙所が設置され、コロナウイルス感染対策のために閉鎖をしておりましたが、喫煙所を開設してしまったようです。
受動喫煙を回避することは非常に困難です。
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8月6日に千葉県の新型コロナウイルスの感染者数が1000人を超えてしまいました。ニュースではワクチンの不足や医療体制の逼迫など、状況がいかに深刻であるかを伝えています。
そのような状況下ですが船橋駅前に喫煙所がいよいよ開設されてしまう恐れが出てきました。
船橋市のホームページは次のような記載があります。
(9月30日に情報の更新がありました)
・重点区域内において、市長が指定した場所での喫煙ができるようにするための改正
千葉県の方針として、飲食店への営業時間短縮要請が令和3年10月24日まで行われることを受け、令和3年10月25日からJR船橋駅北口駅前広場に実証実験を目的とする指定喫煙所を開設する予定です。なお、実証実験の期間は概ね2年間です。
(8月26日に情報の更新がありました)
・重点区域内において、市長が指定した場所での喫煙ができるようにするための改正
令和3年10月1日からJR船橋駅北口駅前広場に実証実験を目的とする指定喫煙所を開設する予定です。なお、実証実験の期間は概ね2年間です。
(8月10日に情報の更新がありました)
・重点区域内において、市長が指定した場所での喫煙ができるようにするための改正
令和3年9月1日からJR船橋駅北口駅前広場に実証実験を目的とする指定喫煙所を開設する予定です。なお、実証実験の期間は概ね2年間です。
・重点区域内において、市長が指定した場所での喫煙ができるようにするための改正
令和3年8月23日からJR船橋駅北口駅前広場に実証実験を目的とする指定喫煙所を開設する予定です。なお、実証実験の期間は概ね2年間です。
www.city.funabashi.lg.jp
緊急事態宣言下において喫煙所を開設する意義はあるのか?
喫煙所内はたばこを吸うためにマスクを外し、汚い手であちこちを触り、話をしたり、咳をしたり、ツバを吐いたりします。そのため、喫煙所は非常にリスクが高く商業店舗によっては喫煙所を閉鎖する企業もあります。いずれも、企業の社会的に責任のある行動として感染拡大防止の協力をしているものかと思います。
では、船橋市はなんのために喫煙所を今の緊急事態宣言下で開設をしなければならないのでしょうか。残念ながらこちらについては一切の説明はありませんでした。
船橋市は多くの人の努力を尊重する行動と判断を!
コロナ禍においては、多くの方が不便を感じながらもなんとかこの状況を乗り越えようと努力をし続けております。そのような時に船橋市はあえて感染リクスを高める恐れのある喫煙所を設置しようとしています。たとえ、感染対策のようなものを行うとしても、それを監視し管理するための人的資源を消費させるのは今の状況下では説得力のある判断とは思えません。喫煙所設置の判断はコロナウイルスによる社会課題の解決ができた時に改めて検討をすれば良い問題です。
市民の命と生活を守るために、緊急事態宣言中や医療体制が逼迫している時に喫煙所を開設するべきではありません。