2023年3月18日にJR幕張豊砂駅が開業しました。
JR東日本のホームページにも駅構内図が掲載されており、内容を見る限り飲食店もなく喫煙をできる場所はなさそうでした。ただ、駅社員の方がタバコを吸う環境を整備している可能性もありますので注意は必要です。
今後注意すべき点としては3点ほど考えられます。
1 駅構内に喫煙所を設置
千葉県内のJR駅構内は禁煙となっておりますが、実際は駅構内飲食店に喫煙所が設置されており、受動喫煙対策はどこか中途半端な状態となっております。そのため、幕張豊砂駅構内に飲食店などが開店してしまうと喫煙所が設置されてしまうおそれがあります。
(参考)2020年10月15日東日本旅客鉄道株式会社千葉支社より「千葉支社管内全面禁煙エリアの見直しについて」
https://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre2010_kinen.pdf
2 駅前広場に喫煙所を設置
JR海浜幕張駅前にはたばこ会社のお金で設置した喫煙所があり、千葉市が管理をしている状況です。こちらはたばこのポイ捨て対策を目的とした設備で、受動喫煙対策で実施したものではありません。今後、幕張豊砂駅付近も路上喫煙等・ポイ捨て取締り地区に指定され、喫煙所を設置しようとする動きが出る恐れがあります。
実際に千葉市議会議員の候補者にも喫煙所設置に力を入れている方もいらっしゃいますが、千葉市議会では「JR蘇我駅西口喫煙所設置を見直すよう求める決議」が可決されており、駅前の受動喫煙防止に対する姿勢を示しています。
堂々と路上喫煙している人もよく見ますし、当たり前になっている現状を見ると、路上喫煙をしている当事者はダメなことをしているという意識は少ないのではないかと推察します
— 大平まさひろ@千葉市美浜区 (@MasahiroOhira) 2023年1月14日
監視員がお声掛けするだけでも抑止力になると思いますし、同時並行で公衆の喫煙所などの設置についても提案してまいります!
3 イオンモール幕張新都心店
現状はコロナ対策で喫煙所に対する規制を行っていますが、その一環として、屋外に紙巻きたばこ用の喫煙所を新たに設置してしています。入口付近であったり、人が通行するような位置に設置をしているため受動喫煙防止対策としてはあまり機能しておりません。そのため、幕張豊砂駅から店舗に近い出入り口付近に喫煙所が設置されるおそれがあります。特にイオンの場合は喫煙所を設置してから、ホームページでの案内までかなりの期間を要するので注意が必要となります。また4月21日にリニューアルスタートを実施するそうなので更に注意が必要です。
makuharishintoshin-aeonmall.com
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駅や駅前は様々な人が利用します。特に子どもや妊婦、基礎疾患のある方については配慮が必要となります。駅建設に関連する千葉県、千葉市、JR東日本、イオンにおいては受動喫煙防止にご協力をいただけると多くの方が助かります。