千葉市受動喫煙

千葉市内の公共施設や商店などの受動喫煙関連について調べてみた 

ZOZOマリンスタジアムの喫煙ルールの変更について

ZOZOマリンスタジアムとは

・住所 千葉県千葉市美浜区美浜1番地

千葉ロッテマリーンズのメインスタジアムとして活用されています。

高校野球の試合会場でも活用されています。

 

煙のないスタジアムへ

 2019726()より次の3点が変わるそうです。

・球場内全ての喫煙所にて、火をつけて燃やす紙巻たばこの使用が禁止となります。

・球場内には、煙の出ない加熱式たばこのみ使用いただける専用箇所を設けます。

・紙巻たばこは、球場外周マリーンズストアミュージアム店横の喫煙所でのみ使用可能となります。

https://www.marines.co.jp/news/detail/00004423.html

 

煙のないスタジアムなのか?

  球場外周では紙巻たばこを吸う喫煙所があります。また球場内では加熱式たばこを吸うことも可能な箇所があります。加熱式たばこ専用喫煙室施工イメージを見ていただいても煙が外にもれ出て行く構造となっています。

 

なんでこんな感じに?

 記者会見の写真を見ると、フィリップ モリス ジャパン合同会社社長のシェリー・ゴー氏、千葉ロッテマリーンズからは山室晋也取締役社長と井口資仁監督が千葉ロッテマリーンズロゴマークとフィリップ モリス ジャパンのロゴマークの入った背景とともに、「煙のないスタジアムへ」を宣伝しておりました。

https://lineblog.me/chibalotte/archives/1828817.html

 

千葉ロッテマリーンズはタバコ会社の宣伝に協力をしている?

 フィリップ モリス ジャパンのホームページを拝見すると「煙のない社会を目指して」として自社の取り組みを宣伝しています。特に社長のメッセージとして、加熱式たばこは葉を燃やさずに、熱する。そうすれば、煙は出ない。発生する有害な物質も、極めて少なくなると訴えています。これらを見ていると、「煙のないスタジアム」と「煙のない社会を目指して」は同様のメッセージにも見え、千葉ロッテマリーンズはタバコ会社を応援しているとも受け取れます。

 

目指すべきは煙のないスタジアムでなく、健康被害のない安全なスタジアムへ

 フィリップ モリス ジャパンの主張する加熱式たばこは葉を燃やさずに、熱するから煙は出ない。とありますが、有害物質は出ると認めています。もし、受動喫煙を防ぐと考えるのであれば、煙のないスタジアムを目指すのではなく、受動喫煙のない安全なスタジアムを目指すべきではないのでしょうか。特に夏になると高校野球の試合会場として、ZOZOマリンスタジアムで試合が行われます。応援に来る学生も多いかと思いますが、果たしてこれが正しい球場運営なのか疑問が残ります。

  

他の11球団に期待します。

 千葉ロッテマリーンズはだめでしたが、他の11球団のどこでもかまいません。受動喫煙のない安全なスタジアムを運営していただき、これが野球ファンを大切にする姿勢であると示していただきたいと思います。