千葉競輪の跡地に新たにTIPSTAR DOMEとして競輪競技の施設が建てられました。
以前の競輪場とは違い国際規格の競輪競技ができるそうです。
受動喫煙対策は不十分
新たな施設ということで受動喫煙対策を期待しておりましたが、たばこ会社の喫煙推進策に協力する形で加熱式たばこ専用の喫煙所を設置してしまい、受動喫煙を避けることは難しくなっております。なお、紙タバコは利用できないそうです。
授乳施設も設置したものの案内が不十分
家族連れで楽しんでもらいたいと考えてか、授乳施設も設置したようですが、どこにあるのかを全く案内をしておらず、フロアマップにも記載がありません。子育て支援についても、あまり意識をしていないようです。
千葉市の基本的な姿勢の問題でもあります。
千葉市のZOZOマリンスタジアムにおいても、たばこ会社の喫煙推進施策によってスタジアム内に喫煙所を設置してしまいました。どうしてもスポーツとたばこを切り離して考えることのできない千葉市の姿勢に疑問が残る結果となっております。
今回はギャンブル場としての意味合いがある施設でもあるので仕方ないかとも思いますが、子供が純粋に自転車競技として関心を持ってもらい、教育の一環として施設を存続させたいのであれば敷地内禁煙とするのが適当かと思われます。
昔の千葉競輪からのイメージの脱却を
昔の千葉競輪周辺のイメージとしては、臭い、汚いなどの悪いイメージがあり、怖くて近寄りがたい雰囲気がありました。今回もどうしても酒、タバコ、ギャンブルなどのイメージがつきまとい良いイメージがありません。このようなことが続くのであれば千葉競輪でなく、家族で利用できるような公園にしてほしいです。