質問者は
無所属 櫻井崇議員
日程は
2025年6月23日(月)
千葉市の路上喫煙防止の条例はありますが
千葉市には『千葉市路上喫煙等及び空き缶等の散乱の防止に関する条例』がありますが、幕張本郷駅は対象となっていません。また、仮に対象となっていたとしても元々は受動喫煙防止を目的としたものではないので、加熱式タバコなどは対象外となっています。
今回の質問の目的がわからないので、議会の結果を確認する必要があります。
過去の決議の様子は
過去に千葉市議会では、「JR蘇我駅西口喫煙所設置を見直すよう求める決議」として公明党、自由民主党より意見書が提出されており、原案が可決されています。
この決議は計画中のJR蘇我駅西口喫煙所設置に反対するもので、千葉市内の駅前の喫煙所設置をやめ、受動喫煙防止に大きく寄与した決議となっております。
櫻井議員の意思決定は
残念ながら「JR蘇我駅西口喫煙所設置を見直すよう求める決議」には反対されていました。下記の文章に反対をすることは受動喫煙防止の観点からも理解することはできません。
本市では、平成30年に、市民の健康増進のため、健康増進法の規制を強化した千葉市受動喫煙の防止に関する条例を制定し、受動喫煙の防止を図る取り組みを進めているところである。
受動喫煙防止の観点はもとより、新型コロナウイルス感染による重症化防止の観点からも、喫煙者がたばこをやめられるようなサポート体制を構築し、喫煙者を減少させる取り組みが求められている。
その一方で、本市は路上喫煙の防止にも取り組んでおり、平成30年10月から2年間、JR海浜幕張駅高架下の喫煙所設置による実証事業を行い、路上喫煙等を禁止する条例の違反行為の防止に一定の効果が見られたとして、現在、新たにJR蘇我駅西口に喫煙所を設置し、令和3年2月下旬以降に供用開始することを計画している。
たばこを吸う人を1カ所に集めて、お互いに受動喫煙となる状況とし健康被害を拡大させる喫煙所の設置事業は、「市民の健康増進を図る」という受動喫煙防止条例の趣旨に反するのみならず、市が喫煙を助長する結果となり、新型コロナウイルスの感染拡大の下で重症患者増加にもつながりかねないものであり、看過できるものではない。
よって、本市議会は、現在計画中の西口喫煙所設置を見直すよう強く求めるものである。