千葉市受動喫煙

千葉市内の公共施設や商店などの受動喫煙関連について調べてみた 

千葉県文化会館 大規模改修が行われますが再開後は敷地内禁煙になることが望まれます。

 千葉県文化会館は施設老朽化に伴う大規模改修工事のため、令和5年4月1日から全館休館をしていました。現状では令和7年6月下旬まで休館を予定しているそうです。

 

 千葉県文化会館は屋内には喫煙所はないものの、屋外に喫煙所を設置しているため、受動喫煙のおそれがある公共施設でした。今回の大規模改修の内容を見たところ屋内に喫煙所を設置する動きはないようですが、屋外にどのような喫煙所を設置されてしまうのかが全くわからない状況です。

 

大規模改修の内容は?

 基本は施設の老朽化のための対応とのことですが下記の内容について実施するそうです。

 この中に喫煙所の設置については記載はありませんでした。

 ただし、大規模改修とは別の工事で喫煙所の設置が行われる可能性もあるので注意が必要です。

(1)公共施設としての安全性の向上を図るもの

 大ホール客席及びホワイエの特定天井(吊天井)の改修

 排煙設備、防火区画等の改修

 (2)全ての利用者にとって、より快適に利用しやすい環境を整備するもの

 エレベーター・スロープの新設、自動ドアの新設

 車椅子席・多目的トイレの増設、洋式トイレの増設

 客席改修、舞台設備(機構・照明・音響)の更新、楽屋の整備

 託児室、カフェスペースの新設 等

 (3)環境負荷低減に配慮した施設とするもの

 照明のLED化(舞台照明の一部を除く)

 屋上へ太陽光発電パネルの設置(蓄電池設備とも)

 太陽光・風力発電による外灯の設置

 環境負荷に配慮した設備機器の更新 等

(4)老朽化した内外装設備の更新

 外壁塗装、屋上防水、電気・衛生・空調設備の更新 等

www.pref.chiba.lg.jp

<詳細な内容はこちら>

https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/bunkakaikan/documents/keikakugaiyou.pdf

 

教育に関わる施設は敷地内禁煙化の実施を

 千葉県文化会館では様々な催しが実施されるかと思います。そのため、来場される方は喫煙者もいれば、児童、妊娠されている方、呼吸器に疾患を持つ方もいます。より多くの方に千葉県文化会館を利用し、様々な体験をしていただくためにもこのような施設は敷地内禁煙であることが求められます。千葉市内の同様の施設についてはすでに敷地内禁煙を実施しているため、千葉県文化会館だけが実施できないということはないかと思われます。千葉県や管理者の方には児童、妊娠されている方、呼吸器に疾患を持つ方でも安心して利用できる設備になるように推進をしていただければありがたいです。

 

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