千葉市内の公民館や生涯学習センターが2020年4月より敷地内全面禁煙化になるそうです。
今まで千葉市内の公民館を訪れてみましたが、受動喫煙対策をしているところもあれば、あまり関心のない施設があるなど様々でした。
今回の決定で、敷地内の喫煙所が撤去され、タバコ・加熱式タバコ等の使用が禁止となります。
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkou/kikaku/judoukituen.html
千葉市の公民館
https://www.chiba-kominkan.jp/news/4252
生涯学習センター
http://www.chiba-gakushu.jp/event_kouza/event_data/r1/pdf/kinnennsyuuti.pdf
今回の決定によるメリット
公民館や生涯学習センターでは様々なイベントが開催され、子供から大人まで体験や教育などを通じて成長ができる機会を作り出しています。特に、図書館や図書室を併設している施設においては子供に対する成長への影響は非常に大きいとも言えます。
千葉市の条例では保護者は子供を受動喫煙から守る必要がありますので、喫煙所がある施設には立ち入りを制限する必要がありましたが、今回の取組みによって子供の教育の機会を制限する必要がなくなりました。
ただ、注意する必要はあります。
今回はあくまでも敷地内禁煙です。すでに敷地内禁煙を行っている小学校や中学校などの校門では、路上喫煙が横行しています。確かに敷地外ではありますが、何のために敷地内を禁煙にする必要があったのかを理解していればそこで喫煙をしても良いものか判断ができるはずです。
今回の決定によって路上喫煙が増える恐れはありますが、すでに敷地内禁煙を取り組んでいる公民館は少なからずありました。そのような施設の方の取組み等を取り入れて、敷地の出入口で路上喫煙が発生しない努力が必要となります。