最初に必ず読んでいただきたいこと
私自身、防災について深い知識があるわけではありません。あくまで避難所にて受動喫煙がどのくらい防げるかを検討しただけです。防災や避難方法等については、専門家に助言をいただいたり、お住まいの自治体の方針や対策を確認したり、地域の方とご協力をしていただき身の安全を確保していただければと思います。
2023追記しております。
千葉市の防災について
千葉市のホームページにて防災に関するページがあります。
その中に指定緊急避難場所・指定避難所・広域避難場所に関するページがありました。
https://www.city.chiba.jp/kurashi/anzen/bosai/index.html
https://www.city.chiba.jp/somu/kikikanri/hinanbasyoichiran.html
指定緊急避難場所・指定避難所・広域避難場所とは?
避難所にもいろいろな目的があるようで3種類ほどあるようです。いざというときのために自宅近くの避難場所を確認し、備えるように呼びかけがなされています。
・指定緊急避難場所
公園、学校の屋内運動場または校庭等、一時的に身の安全が確保できる施設又は場所(災害種別毎に避難の可否を指定)
・指定避難所
被災者の住宅に危険が予想される場合や住宅が損壊した場合等、生活の場が失われた場合に、一時的な生活の本拠地として宿泊滞在するための施設
大規模な火災が発生したとき、輻射熱や煙などから身を守り、安全を確保する場所で相当程度のオープンスペースが確保された公園等の施設
避難所開設・運営マニュアル があった
千葉市のホームページに、「避難所運営委員会~地域の共助による避難所の開設・運営に向けて~」がありました。
http://www.city.chiba.jp/somu/bosai/hinanjounei.html
内容についてはものすごく細かい項目まで記載がされており、いざというときはこのレベルまでやらないと対応ができないのだなと感じる内容となっています。なお、このマニュアルには喫煙場所については記載はありましたが、受動喫煙の記載はございませんでした。どちらかというと、高齢者や体が不自由な方、ペット、LGBTへの配慮について記載がされています。これだけの内容を震災時に対応しなければならないので受動喫煙までは手がまわらないのかもしれません。
避難所開設・運営訓練マニュアルもあった
避難所開設・運営訓練マニュアルというものまで用意されていました。これを実施だけでも相当な労力になりますが。いざという時を考えると必要なのかもしれません。
受動喫煙の恐れがある避難所について
入口等に喫煙所が設置されている公民館等の千葉市施設が避難所として指定がされています。緊急時だからしょうがないと考えることもできますが、震災時は条例については特に考えなくてもよいのでしょうか?
震災時における喫煙者・非喫煙者への配慮について
震災時は喫煙者や非喫煙者ともに相当な疲れやストレスを感じるかと思います。当然、喫煙者はたばこを吸ってストレスを少しでも和らげようとしますが、非喫煙者にとっては喫煙者がたばこを吸えば更なるストレスを感じることがあるかと思います。正直、喫煙者・非喫煙者ともに安心できる避難所運営は困難なのかと思います。
震災時に受動喫煙を回避するためには
避難所ではいろいろな方が互いに協力をして、身の安全を守る必要があります。当然、避難所には喫煙をされる方もされない方も身を守るために避難所へ向かうことでしょう。最後には各個人の判断にもよりますが、極端な例をあげると自分自身の身を自分で守るための努力が必要になるかと考えます。例えば、自宅が安全であるのであれば自宅にて避難生活をすることも選択できるのではないでしょうか。そして、自宅の震災対策や水、食料、衣料品、トイレ、医薬品等を常日頃から備えることで、避難所に行く可能性を少しでも低減させることが可能になるのではないかと考えます。千葉市もいずれは大きな震災がくるのではないかといわれておりますので、一度、自宅の防災対策を確認することを推奨したいと思います。
最後に
繰り返しになりますが、私自身、防災について深い知識があるわけではありません。あくまで避難所にて受動喫煙がどのくらい防げるかを検討しただけです。防災や避難方法等については、専門家に助言をいただいたり、お住まいの自治体の方針や対策を確認したり、地域の方とご協力をしていただき身の安全を確保していただければと思います。よろしくお願いいたします。